静けさの中で、ふぐと握りの真骨頂

【つむぐいと @西麻布】

静けさの中で、ふぐと握りの真骨頂

広尾駅から徒歩12分、西麻布交差点からほど近い閑静な住宅街。
敷地内を進んだ先、オープンエアのB1Fにひっそりと佇む、江戸前寿司と日本料理のお店です。
母を連れて訪問。

店内は和の趣を大切にした厳かな空間。
座敷席・テーブル席はいずれも完全個室が中心で、カウンターは6席のみ。
落ち着いた空気の中で、料理としっかり向き合える大人の一軒です。

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◇「握り10貫」ふぐ刺し・ふぐ南蛮焼きが加わる本格江戸前寿司会席◇
今回いただいたのは、季節限定16,500円のこちらのコース。

(※ ◆:握り・ドリンク / ◇:一品料理)

◇前菜盛り合わせ
●ふぐ煮凝り
旨みがぎゅっと凝縮していて、ひと口目から心を掴まれる完成度。

●自家製からすみ
大根で挟み、塩味とコクのバランスが秀逸。

●冷製煮物(タコ・里芋・南瓜)
タコはほどよい柔らかさで、滋味深い味わい。

●子持ち昆布
ぷちぷち食感が心地よい。

●黒豆
王道にして安心の美味しさ。

◇ふぐ造り
天然トラフグの薄造りの身は、歯応えのあとにじわっと旨みが広がる。
皮のくにゅっとした弾力も良く、今年初のふぐに大満足。

◆まぐろ漬け
王道の美味しさです。
仕事の丁寧さが素直に伝わってくる一貫です。

◇名物 ふぐ南蛮焼き
ピリ辛ダレを纏ったふぐは、ふわっとしつつむぎゅっとした弾力。
独特の味わいで、夢中になってむしゃぶりつく一品。

◆真鯵(島根県産)
脂のノリが良く、旨みも明確。
母が絶賛していました。

◆大とろ 炙り
表面をさっと炙ることで香ばしさが立ち、脂の甘みが一気に開く。
口に入れた瞬間にとろけつつ、後味は重くならない絶妙なバランス。

◆のどぐろ 炙り手巻き
長崎県・津島ののどぐろを軽く炙って海苔で巻いて。
軽く噛んだだけで上質な脂が溢れ出し、瞬時に口の中を支配する。
香ばしく炙った身を、海苔がしっかりと受け止める完成度の高い一貫。

◆ふぐ白子の蒸し寿司
白子とシャリを合わせトリュフを散らした茶碗蒸し仕立て。
とろっと濃厚な白子と、出汁の完成度が素晴らしい。
正直、丼で食べたい。

◆中とろ
噛んだ瞬間にふわっとほどけ、赤身と脂の旨みが一体となって広がる。
派手さはないが、握りとしての完成度の高さを実感できる一貫。

◆雲丹の小丼
根室産・養殖バフンウニ。
あっさりしつつも旨みは濃く、母がドハマり。

◆車海老
おぼろ黄身酢を散らし、海老味噌を添えて。
ぷりっとした食感から旨みが弾ける。

◆穴子
過去一レベルのふわふわ食感。
ツメは使わず、塩で。
儚いほど一瞬で消えていきます。

◆鉄火巻き
しっとり滑らかな赤身を巻き、さらに赤身をトッピング。
文句なしに過去一の旨さ。

◇玉子
ほどよい甘みで、余韻をやさしくまとめる。

◇止椀
しじみの味噌汁で、ほっとひと息。

◇水菓子
バニラアイスとクッキー。
鮨で使用している醤油と長期熟成みりんをかけ、みたらし風に。

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◆MASTER’S DREAM Draft
◆白州 ハイボール
◆山崎 ハイボール

ビール、ウイスキーのほか、日本酒やワインも用意されており、鮨と和食に寄り添うラインナップ。

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派手さで惹きつけるのではなく、一貫一品ごとに積み重ねられた仕事の確かさで、自然と満足させてくれる寿司会席。
ふぐという季節の主役を軸に、江戸前の技と和の料理が静かに寄り添う。
ふぐの旬を理由に、また静かに足を運びたくなる一軒です。

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